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モノクロアトリエにちょいちょい来る、アルビ兄妹の知り合い。
中でも比較的見た目が人間っぽく、人間語を喋る二人。
しかし腹の中身までが人間らしいとは限らない。
本音:しばらく動かしてないキャラなのでリハビリに出した。
自分用の手帳は持っていないが、暇な時はアルビ兄妹が持っている手帳を借りたり、ついて行ったりで別のクリップに旅行することもある。
エルミット
異国の言葉で隠者の意味があるが、特に関係はない。
トリウムからの呼称はエルミット。
ビオンからの呼称はミネットおにいさん。
ミネットは「子猫」の意味があるので微妙に不評。
相手のことは顔を見ながら「お前」と呼ぶが、人数が多かったり離れた場所にいたりすると名前で呼ぶ。
日に焼けた肌に、跳ねた黒髪を乱暴に纏めた青年。
旅人らしい軽装を好むが、獣道や悪路を好んで突っ切るせいでちょいちょい服をボロボロにする。ちゃんとした防護服を勧められても嫌がり、夏でも冬でも軽装。曰く、布が手足に絡む感触が好きではないらしい。
そうした理由であまり身なりに気を使っていないが、整備されていない道が得意であることを活かし、小遣い稼ぎとして僻地に荷物を運んでは行商人のようなことをしている。
性格は犬っぽい。
手配名:忌むべき黒犬ブラックドッグ
「あの魔獣は、存在するだけで人に害をなす。」
出身:魔王が勇者に討伐された世界。
年齢:犬年齢としては1歳半くらい。人間換算だと大人。
性別:雄。
身長:でかい。190くらいある。
体重:骨と筋肉が発達していて重い。
異常性:黒い魔犬。
ブラックドッグ、グリム、ヘルハウンド、バーゲスト……
国や文化が変わっても、示し合わせたように同じ容姿を持つ怪異。
かつて魔王が存命であり、魔物が軍を成していた時代に番犬として生を受けた彼もまた、不運を象徴する魔物の一体であった。
しかし、やがて転機が訪れる。
勇者の手により、魔王が討ち滅ぼされたのだ。
いつの世も、どんな大義名分のもとでも、敗者の末路は悲惨なものだ。
魔物たちは人々の手で、一方的に狩られるだけの存在になった。
魔王の討伐が果たされた今、その世界にはもう、魔物の居場所などありはしないのだ。
故あって人間の姿を得た黒犬。気分で変身できる。
犬なので距離感がバグっており、男女構わずスキンシップが激しい。怒られたらちょっと距離を置くが、2回ほど怒られて距離を離したぐらいが人間社会的な適正距離である。
元気で明るいワンコ系鏖殺魔。
元が魔獣なので倫理観が欠如しており、朗らかに笑いながら手を下せる。
狼と言われると不満そうな顔をする。犬なので。
ナキリ ユキ
異人の言葉で「雪」を示す。
トリウムからの呼称はユキ。
ビオンからの呼称はユキちゃん。
相手のことは名前で呼ぶが、何故かビオンに対しては「かばねあつめ」と呼ぶ。
病弱そうな白い肌に白い髪、うつろな赤い瞳をした青年。
鬼らしい角が生えてはいるが、その身はやつれて弱々しく、御伽噺に語られる鬼の姿とはかけ離れている。
手配名:百鬼幽鬼
「村の不幸は、全部あいつが生まれたせいだ。」
出身:異人の邦。滅亡済。
年齢:享年10歳。その後100年を経て鬼となる。
性別:本人の記憶は胡乱だが、たぶん男。
身長:隠れ高身長。背筋を伸ばしたら180オーバー。
体重:痩せているので見た目より軽い。
異常性:百鬼、幽鬼、あるいは縊鬼。
古い異人の言葉で、鬼とは死者の霊魂を示していたという。
彷徨う死者は鬼となり、生きた人間を見つけては、自分と同じ死に方に誘うと考えられていた。
またある村では、鬼は母の腹の中で赤子とすり替わると信じられた。
それは数え年で十を迎える前に、黄泉に返さねば災いの元になる、と。
人であった頃のユキは、鬼と呼ばれて殺されたが、彼の齢は十であった。
それでもなんとか災いを避けようと、当時の人々は知恵を振り絞った。
誰かが言う。
「この鬼の体を百にも千にも分け、それぞれに異なる方法で処分すれば、きっと鬼は自分の死に方がわかるまい。」
そうして、百鬼の幽鬼が生まれることになった。
「ユキ」とは本当は「雪」ではなく「幽鬼」である。
生前の名前も残らず葬られ、自身の記憶もないので、百鬼(ナキリ)の幽鬼(ユキ)を名前代わりに使っている。
幼くして殺されているためか、倫理観も距離感もガバガバで老若男女構わずベタベタ触りたがるし、何なら縋り付いて心中したがる。その割に執着しているわけではないので、怒られたらスンって離れる。最低か。
耽美系に片足突っ込んだ病み優男で、ウサギ系解体魔。
心中こそ最も美しい愛の形だと思ってるヤバイやつ。
自分は蘇生能力があるので軽率に自傷する。