ENo.97 ヴァーチャシティに居る天使達 
プロフィール

ザフキエル
「我が意志を折る事など敵わぬと知れ」


【ザフキエル】
「神の番人」「神の監視者」「神の知識」「意志の支配者」等の肩書きを有する
『座天使』の指導者を担う高位な天使

そんな天使の在り方からか正義感が強く、生真面目過ぎるきらいがあり
度々突っ走っては負傷など無茶を働いていた模様
今は色々有って『裏切られた痛め付けられたアンブルムの仇を取るという目的を果たした』元タカ派として『サンダーコミュニケーションズ』へ
主に手綱握られてるし無茶をしたので友人に追従の戒め施されて手元に置かれる事になった

まあ正直な所、正義の名の下で暴走した挙げ句に撤退し損なうわ、裏切り者やアンブルムによって作られたものとか色々と消すために自己破却で自爆するわと突っ走り続けたが故の自業自得ではある
…5月5日、権限など色々変更されたり強化されたり格が上がったりした上で復活しており
更に以前のように優しさがまだある性格に戻った
……が、職務などもガッツリ変わったので準備などで死ぬほど忙しかったらしい……座天使の指導者等はそのままだが主の直属になったりした為である、仕方ないね
アンブルムからはザフィと呼ばれている

ある書によると
堕天使として人に魔術を教える天使をリーダーとし
人との間に子を設けようとする天使の一派に合意するとされている
つまり:巨人ネフィリム誕生の原因
そういった意味ではマスティマとは書は違えど無関係という程でもないかもしれない
まあ、正直『先代のやらかしは知ったことではない』と彼の談

人間の持つ知識が適切か監視し、時にそれを導く役目もあるのだとか

権能:『一切灰塵』
焔を操る
其れだけならば特に特筆することもない権能となるだろうが
主の直属と成り、格を上げ、友人による成長を施されたが故に権能は大幅に強化され
感情などを薪に焚べる必要もない状態で
その炎に『抹消』の性質を宿らせる事が出来る様になった
触れれば最後
抹消の下、焼き尽くされてしまうだろう



アンブルム
「もう、喪うのも裏切られるのも御免だ」

【アンブルム・スプラウト】
開花や成長を司る位の高い天使
開花や成長を司るので植物等は勿論、才から能力まで幅広い
アンブルム・スプラウトは人間として降りた時に使われる名で
天使としてはアンブルムのみらしい

"過去"
愛した妻子が居たが親友や同僚からの裏切りによって自身は天使生命に関わるほどの重傷を負い、妻子の命も守ることが出来なかったうえに
更に会社や国は妻子の命を奪った者達を罰する事なくそれらを有耶無耶にされた過去を持つ
其の一件により天使の派閥では典型的な穏健派だった彼は審判の日を求め薄暗い地下室で同胞の天使と1人の養子と共に水面下で活動するタカ派と鞍替えする事となった
何れ訪れる消滅の時まで、自らの核の一部を埋めた養子を『主の器』にするために
┣4月24日(月)、彼の身は新しく治され養子も同族となる
┣そして義息や仲間達、皆と共に主の傘下へと下った
┣更に全員、立場や格が上がり『サンダーコミュニケーションズ』に働く事に
┗友人であるザフキエルに追従の戒めをかけて手元に置く事にした、もう離さない

尚、過去の件から裏切りや喪失に対して酷く恐怖を抱くようになっており
潰された両目を含めての重傷を治して貰ったにも関わらず目を開けない所から
トラウマとして根付いてしまった様だ
無茶をするザフキエルに戒めを施してまで手元に置いたのもその為である


ザフキエルからはアルムと呼ばれている


権能:『進化』
開花・成長・発展etcを引っ括めた上での権能
それは植物は勿論の事
才能や能力、物事や世界の発展すらも含まれる
彼はこの権能で新たな才能を得られたり上限を解放したりと対象の花を開かせ成長や発展を促すのである
だが、与えられた力を過信し溺れてしまうと
破滅へ向かいかねない危うさも秘めている
主の直属となり格も上がったので実は彼が気付かぬ内にまた新たな才を得たのだが
土の中で芽吹きを待つ種の如くまだ埋もれているらしい


心の闇:裏切りによる恐怖、喪う恐怖、何も見たくない、不信(一部除く)


 
 
 
 
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