ENo.95 豊杉 鏡花 
プロフィール

【絡繰女帝は冠を戴かない】豊杉 鏡花

・出身:暗夜迷宮
・分類:人間 所属:フリーランス
・年齢:24  性別:♀
・身長:186  体重:66(義肢抜き)
・BWH :114・62・93(自称)
・髪型:肩にかかる黒のミディアムヘアーで右のもみあげが長く、藤色のメッシュがある
・服装:サイズの合わないだぼっとしたシャツを腰で結びスーツジャケットを肩がけ、
     ショートパンツにベルトで吊った片脚ソックス
手首には水飴が流れ続けているような不思議で甘そうなリング
・性格:表向きは陽気で良く笑う気のいいお姉さん、その実は治療薬で情緒を制御している重度の鬱患者
・職業:元造形師(人形メイン、木工)で現在は義肢職人
・異能:【絡繰女帝は冠を戴かない】
・欠損:杖をついている、右足の膝から下、右手の人差し指と中指、左目

PL:5796akkyon

※最高に素敵で美人なアイコンはサクラコウジ様に描いていただきました!感謝!



以下は過去参加作品でのプロフィール(一部省略)です


幼い頃は極度の人見知りで不登校の児童だった。
しかしその頃から造形技術で卓越した才能を発揮して数々の賞を受賞している。
その性格が災いして一度も式に出席したことがないため、
ついた通り名は【絡繰女帝は冠を戴かない】、自身の能力の名前にした。
ある日ギリシャで開かれたコンクールで受賞した際には、
非常に珍しく授賞式に行くもそこで怪異に襲われる。
その際に退魔師としての異能に覚醒し怪異を撃破したが指と目と家族を失い重度の鬱に。

精神的苦痛と眼を失った眼孔に残り続ける痛みで日々を陰鬱に過ごしてるところを
退魔師に異能が覚醒してることを改めて知らされスカウトを受ける。
命を捨てるつもりで仕事に励みつつ鬱と痛みを抑える薬を飲み続け、
ついにはほとんど日常生活を送れるほどになる。

ある程度改善して仕事も楽しいと思えるほどになってきた頃に受けた依頼で事件が起きた。
撃破されたと誤認させ眼孔に寄生していた怪異「カトブレパスの瞳」が再び暴れ出す。
結果的に「カトブレパスの瞳」を改めて撃破、
完全に支配下に置くことに成功したが自らの脚と恩師である退魔師を失ってしまった。
この一件で桔梗院からこのまま所属させる訳にはいかないと除名勧告を受けた。

そのとき自分の中で何かが切れて治りかけた鬱がぶりかえし、
はなさか荘へ移住し一年以上の歳月を慰めとして義肢作りと周囲との交流に費やした。
その技術と治療の成果を買われ桔梗院から
フリーランスの義肢職人としての復帰を求められ承諾、今に至る。

現在もいくつもの薬を服用し日常生活を取り戻している、
普段の性格が明るく陽気なのは薬によって過剰に制御されているから。
怪異の抑制と痛みを抑える薬の効果が痛みを変換するもので、
その違う刺激を抑えるための薬も服用している。

戦闘方法は主に使役した怪異の魂が入った絡繰人形を用いる物質操術。
怪異の依代になった人形はその怪異の力を極一部だけ使用することが出来る。
頑丈になったり、飛び上がったり、すり抜けたり……その多彩な戦術は底が見えぬほど。
ただしこの絡繰人形は使い捨てであり、一度戦闘で使用すると怪異の魂が抜けていってしまう。
消耗品であるため当然補充する必要がある、だが心配はいらない。
材料はいつだって目の前にいるのだから。


【魂縛怪儡・三十一糸-コンバクカイライ・ミエノイチ-】
遥か昔の文献に記載されている怪異術の一つ、使い手はオオジョロウグモの怪異だと記録されている。
その名の通り対象の魂を30もの思念糸で絡め取り、
残された1本の糸でそれを肉体から抜き取り死に至らしめる。
抜き取られた魂は術者の支配下に置かれ、依代に括り付けることで自在に操ることが可能となる。

記録によるとこの術によって十数名の退魔師が死亡したとのこと。
該当怪異は最終的に退魔師からの「年に一人咎人を献上する」という説得を受け桔梗院に所属。
蔵馬鬼山の決戦にて命を落とすまでの間、大いに貢献したとされる。

豊杉鏡花の異能【絡繰女帝は冠を戴かない】の正式名称であり、
桔梗院所属の間は言われるままにこちらの名を用いていた。
人間の彼女がなぜこの術を発現したのかは未だ不明である。




怪異【カトブレパスの瞳】

【カトブレパスの怪物】とは、ギリシャのとある河川地域に伝わる山羊の姿をした伝承上の生き物である

その実態は、生物に寄生し命を永らえてきた-瞳-の怪異である。

カトブレパスの瞳は巨大で重く、寄生された生物はその頭を深く垂れ下げる。
瞳の大きさは、怪異の持つ力の大きさを表している。
寄生した生物の肉体が限界を迎えると次の寄生先を探すために人前に現れる。

その視線には「時を奪う」能力が備わっており、伝承ではこれを「石化」と称している。
奪った「時」は瞳の寿命となり、非常に長い時代を生きてきた。
非生物や他の怪異に対して視線を当てると、その動作をある程度遅くすることが出来る。
ある程度以下の運動量やサイズであれば完全な停止も可能であり、空間に固定される。
固定された物質やエネルギー等は触れることが可能であり、外部からの影響で移動させられる。

瞳孔は山羊のそれに近く、しかしより中央が狭くなっている。
これは瞳に「横たわった砂時計」の力があることを示している。
「横たわった砂時計」は時の停止を意味する記号として知られている。
瞳に時を奪い去られた存在はその時を取り戻すことが出来ない、
たとえ怪異を滅することが出来ても犠牲者は動き出さない。
これまで何度も被害を出し続け、
その度に撃退されているのだが溜め込んだ時が多すぎて討伐までには至っていない。


鏡花がこの怪異に襲われたのは「こっちを見てきたから」ただそれだけである。
ただそれだけの事で鏡花は家族と人形師としての未来を奪われた。
「お前の幸福を全て奪ってやる」と、鏡花だけをあえて生き残らせた。
しかしその行為が仇となり能力が覚醒した鏡花に撃破される。
それでも言葉は深い呪詛を残してしまい、幾度となく鏡花は幸福というものを様々な要因で失い続ける。
身を潜め力を取り戻した際には改めて身近な者と片脚を奪い取った。

退魔師の命を奪ったことで力を取り戻し眼孔から這い出ようとしたところを、
異能が進化した鏡花によって再び撃破される。
二度目の撃破で【カトブレパスの瞳】はついに討伐……ではなく鏡花の支配下に置かれることになった。
現在は寄生していた右目に再び抑え込まれ、異能と薬によって制御されている。
無理に引き剥がすと脳に重大な損傷が発生すると判断されたためである。
そのため現在では唯一「鏡花の異能によって疑似肉体に封印されていない怪異」となった。


彼女は最近遭難した。
海の上で嵐に巻き込まれ、無人島に漂着した。
そこには自分以外にも遭難者がいた、世界の違う人達が。
そこで皆で協力し、なんとか生きて帰ってこられた。

……なのだけど、どういうわけか砂糖菓子の天使を連れ帰ることになった。
だって、帰る場所が無いなんて…寂しいじゃないか。

その人の名前は断ち…天使………パンジェ…………まあ、パンジェって名前。あとでちゃんと名前を聞かなきゃな。

あれから周りに「甘い香りがする、香水?」と言われることが多くなった、「たまにはね」と返すようにしている。





----------豊杉鏡花の心の影は、まだ根強く残っている--------



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