ENo.679 キャスティ 
プロフィール

CASTI=R=ATE

ブロンドのセミロング、緑の瞳、152cm47kg

歌が好きな少年。
歌がいつも歌えるように体調管理を万全にする。
好きなものを食べ、好きなことをする等、
ストレスを溜めないようにする徹底ぶりを見せる。
意外と享楽的な性格であり、かつ感情が表に出やすい。
それだけならばまだいいが、口が悪いのが最大の欠点。
そのせいで衝突も多いが、打ち解ける時は打ち解ける。
きわめて子供っぽい、純真なところがある。
好きな食べ物はソーセージ、特にブラッドソーセージは大好物らしい。

本業はオペラ歌手ということで声には自信がある。
例外はあるが声色を自由に変えることが出来るので、
それを活用した仕事もやっている。

見た目はそうでもないが運動をやっているのか、
体力は意外と高いほう。
そのため心のスイッチが入ると、たまに無茶もすることもある。

くわしい設定キャスティという名前は本名ではないが、本名は存在しない。
何故なら生まれて間もなく両親と離れ離れになり、
とある老夫婦に拾われているためである。
老夫婦から付けられた名前はキャス(Cas)であり、
貧しいながらも不自由なく育てられた。
その中で歌の楽しさに目覚め、歌手の道を志すが、
これではイマイチだと思い悩むことが多くなっていく。

ある日彼は歌の練習中にとある城主の目に留まり、
そこで色々と話を聞いていくうちに、ある選択を迫られる。
数日の間悩み続けてた末に少年は決意し、城主の提案を受け入れた。
親代わりの老夫婦は最初猛反対したものの、
少年の意志が固いことと夢を叶えるためという言葉に最後は納得した。
こうして少年は、『カストラート』して生きていくことになったのだ。

カストラートとなったことで歌の才能が花開き、唯一無二の声を手に入れた。
失ったものは大きかったが、それが問題ならないほど
手に入れたものの方が大きかった。
何よりも、自分を育ててくれた老夫婦に親孝行できることが一番嬉しかった。

現在名乗っている名前であるキャスティ(Casti)は、
カストラートになってから名乗っている芸名のようなもの。
自分は男であることを捨てた、という意思表示でもある。


 
 
 
 
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