喜多山 木枯(キタヤマ コガラ) 17歳 ♂ 172cm
ごく普通の日本の男子高校生。陸上部。
……かと思いきや
自分の世界に存在している゙ウワザという概念の存在を確認し、干渉することのできる特別な存在、サーチャーの一人である。
人に危害を加えるウワサのことをよく思っておらず、学校に通いながらもウワサに巻き込まれる罪なき人々を救い出し、悪質なウワサをたったの一人で狩って回っている。
そして、そんな自分カッケー!と思ってる節がある。
サーチャーとしての通り名ば飛翔の噴火山゙
ウワサを狩っている最中に奇妙な手帳を発見し、その手帳を使っていろんな場所を当てずっぽうにさまようのが最近のブームらしい。
基本、運動神経がいいだけで戦うことしか能がないので、頭のいい人への劣等感と憧れがある。
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☆性格について
非常に短気でいつも何かしらにキレているが、不満を抱いているというよりは怒るのが癖になっているところがある。
そのため気難しいやつだと誤解されがちだが、それとは真逆に素直でいい子。
話せばわかる。
暇な時は辛い物を食べまわるのが趣味。かなりの大食い。
お腹が空くことが大嫌いで、常に何かしらを食べているところを目撃されている。
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空腹について
残るのは悪いことだった。
残すのも悪いことだった。
勉強はそんなに好きじゃなかった。
食べるのもそんなに、好きじゃなかった。
居残り勉強は大嫌いだった。兄の面汚しと親にいっぱい怒られた。
給食の時間も大嫌いだった。先生に全部食べるまで遊んじゃダメって言われた。
兄より落ちこぼれで無価値な自分は、お腹なんてこれっぽっちも空いていなかった。
でも怒られるから無理にでも詰め込んだ。頭にも、お腹にも。
頭が痛くなる。胃が気持ち悪くなる。
何度も泣いた。何度も吐いた。その度に詰め込んだ。
いつしかそれが当たり前になっていた。
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彼が嫌いなのは、お腹が空くことではない。
常に何かしらを食べつくしていないと、頭に聞こえてくる声がある。
「出来損ない」「兄より劣っている」「全部食べないといけない」「わかるまで居残り」
うるさい。うるさい。うるさい!!
ウワサを狩っている時だけは、何も食べずとも、あの声たちは聞こえてはこない。
静穏を求めて、彼は今日も、ウワサにがなり憤るのだろう。
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その他
とあるサーチャーの情報屋のファンで、その人から送られる情報を頼りにウワサを対処して回っている。
▶http://ct.428.st/?mode=profile&eno=533&icno=1
同じ学校にウワサを狩っているサーチャー(同業者)の女子高生がおり、勝手にライバル視している。
▶http://ct.428.st/?mode=profile&eno=533&icno=2