ENo.414 『宝石』の魔女 
プロフィール

いつからか人々は言う。
「あの森には魔女が住み着いた」
「戦争を呼ぶ魔女だ」
「冷血な魔女だ」

いつからか魔女は言う。
「そう、わたしは魔女だよ」
「戦争が特別好きなわけじゃない。依頼してくれるなら応えるだけ」
「わたしは、わたしに害を加えなければどうでもいい」

そんなことを言う魔女は、人気の無い森の奥、いつしか捨てられた小屋に勝手に住み着いている。



そしてそこに住んでいるのは。
丸い石をぶら下げたへたれた帽子、
小さなナイフをいくつも下げた裾の広がったコート。
魔女と言えば、というイメージに頑張って近づこうとした、赤い髪の幼い少女だ。



「宝石がほしいの? そう。なら、血液をくれるかな。貴方のもので構わないよ。そうじゃないと作れないから」
「まさか。断ったりなんかしない。だからわたしをちゃんと丁寧に扱ってね」
「……魔女は恐ろしい。そうでなくてはならない」



魔女としては何ができるの?他者の血液を材料にして、魔力の籠もった宝石を生み出すことが出来る。
小さな宝石に、元の血液の量とは見合わないほどに多く、強く、どんなことにでも使える魔力がこめられている。
一を何倍にでもする、とか、時空を飛び越える、とか、そういったことにも適性が高い。
なので軍事利用目的で宝石作りを依頼されることも多い。
勿論、比較的平和な利用目的での依頼もあるけれど。



彼女は、自らに危害を加えないものに対しては従順である。



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+++宝石作りの対価+++
・何らかの生物の血液を、欲しい宝石の量と同じだけ(材料として必要)
・魔女の気分(食事、あるいは何も請求しないことも)


メインキャラクター S-78
理性を失った有翼種。
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