ENo.352 霧隠 朔夜子 
プロフィール

【名前】霧隠 朔夜子(きりがくれ さくやこ)
【性別】女性
【年齢】16歳(高校二年生)
【身長】152cm 【体重】41kg

【好物】血
【嫌悪】父親、日光、十字架、流水

九里寅学園高等部二年生。一見するといたって普通の明るい少女であるが、その裏の姿は各方面から”伯爵令嬢”と称されるダンピールである。

幼い姿に見合わぬ大鎌を持ち、ボロ布を纏った全身血と土まみれで身元不明の幼女…そんな如何にも訳ありな姿で野ざらしにされていた彼女は霧隠家の人間に救われ、人の世界で至って普通に育てられた。

そんな彼女は寂しいことが嫌いで、人懐っこい。彼女が明るく振舞うのも、そうしたほうが人に好かれるため。とにかく、一人になってしまうことを極端に恐れている。だからこそ、自身の領域を侵すものに対しては、決して容赦をしない。また、彼女は”自身の血筋”にも明確な敵意を持っている。自分の血の力こそが、まさしく自らの領域を侵し、自らに害を為すものであるからだ。

【正体】
その真の正体はドラキュラ伯爵の隠し子という伝承から生まれた伝承存在。彼女の産みの母が不明なのも当然のことであり、そもそも彼女に明確な母というものは存在しない。彼女はドラキュラ伯爵の隠し子という概念そのものであり、霧隠の家に引き取られたこと事態が、”人に拾われ育てられたという伝承”である可能性すらある。
だが、たとえレジェンドであるとしても、その力はドラキュラ伯爵の娘そのものである。現に、その力と血筋を利用しようと近づいた者は、ことごとく返り討ちにされているのだから。


【伝承武具】
『ブラッドバレット』
自身の血肉を体内で加工した銃弾。正確には”血肉の銃弾を撃ち出す”技術そのもの。指先等から撃ち放たれる。

『紅血鎌(こうけつれん)』
彼女の血で構成された刀身を持つ大鎌。普段は柄のみで、ただの長い棒であるが、宝具解放時にその血の刀身が現れる。この血の刃はドラキュラ伯爵の因子の塊であり、その強力な因子は運命をも決定付け、”切裂いた”という運命を齎す。


 
 
 
 
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