名前の読み方：せとな とよか
とある世界に存在する皇国の大都市「ナゴヤ」の出身の女性。戦線が世界を一周する大戦争の中を生き抜き、皇国の降伏による終戦後数年が経過した現在は戦後復興の真っ只中を駆け抜けている。
現在は父親の勤めている工場のお手伝いとして働いている。父親の工場は戦中は自動車や航空機を作っていたが、空襲により焼失。戦後は自動車のみ占領国から製造許可が出たが経営はギリギリだった。しかし占領国が皇国の隣国で起こった戦争で需要があるからと大量のトラックの注文をしてくる。これに対し豊果の父親は「なんて都合のええ奴らや。クソッタレ、見とけ。おみゃーらの国のクルマなんか売れんくなる程のモンを作ったるでよ」と意気込んでいる。豊果はそんな父を応援するのが好きだし、将来父の会社が世界的な自動車の大企業になると信じているし、自分はその会社で作られた車で人を乗せる花形仕事をしたいと夢見ている。
そんな日々を送る中で手にした「手帳」。父から「豊果は今までよう頑張ってくれとるで、休暇くらい都合つけたるわ。招待されたなら旅に行ってみんしゃい。タクシー運転手になりたいなら見聞広めるのはマイナスにはならんでよ」と言われた豊果は、不思議な世界への旅行に胸躍らせるのであった。
ちなみに彼女の方言であるがコテコテのナゴヤ弁の父とコテコテのトウノウ弁の母を持つため両者が入り混じっている感じである。
☆サブキャラ
アウレリア＝キストラー
http://ct.428.st/?mode=profile&eno=301&icno=1
こちらはサブキャラとなります。豊果と同じ世界出身ではありますが、時代が2世紀ほど違う生まれであるので二人が会うことはありません。同じクリップにいたとしても、不思議とお互いの存在を認知することはないでしょう。そんな感じの修正力があるようです
