ENo.27 朝焼け 
基本情報

出身M44次元座標

年齢ここでは17歳です!性別ここでは女性です!

身長159cm体重55kg

好きなものうみへび

装備品キャンサーブースター

食べられないものカニ、またはそれに準ずるもの(宗教的な問題で)

プロフィール

ガザミ
「次元潜行隊カルキノス・先鋒調査班『朝焼け』部隊所属、ガザミと申します」

ガザミ
「世界の欠片から発生した次元種を探しています。いなければいいんですけど……あやしいものを見つけたら、教えてください」




~以下物好きしか読まない設定~

ファイル名『沼地の蛇と蟹』
あらゆる事象は理性によって認識されることでその実存を保証される。
それは今まさにこのときにのみ行われる認識だけではなく、「記憶」による認識もまた根拠となり得る。
裏を返せば、全ての理性に忘却された過去は二度目の「真なる死」を迎えることとなる。
真なる死を迎えた事象は実質的に消滅するが、その消滅による現在への影響を受容するとあらゆる因果律が崩壊してしまう。その矛盾を解消するための概念的機構、真なる死を迎えた過去を単独で認識し続け、あらゆる現在を担保する存在が、無限退行の果てに座し、あらゆる世界の過去に食らいつく記憶の揺り籠、「ヒュドラー」である。

無数に隣接するパラレルワールドの一つが崩壊し、その欠片がまた無数の次元へと落下した。「現在」に忘れ去られなければならない世界の欠片は、忘却による真なる死を恐れ、過去になることを拒絶し、現在にしがみつく獣となった。
獣はいずれその世界をも破壊し、あらたな獣を発生させる。
飲み込まなくてはならない、「現在に忘れられなければならない過去」を回収するため、ヒュドラーはその無数の首をもたげ、世界の欠片を回収するために現在へ触れた。

カルキノスはヒュドラーを信奉し、その回収活動を支えるために先んじて世界の欠片を捜索、発見次第彼を導く準備を整える組織である。
右目を隠す眼帯は右目のみで世界を見渡すヒュドラーへの忠誠の証であり、カルキノスに所属していることの宣言である。

ファイル名『次元種』
全ての世界、次元にはその存在を支える柱とも言える「結び目」がいくつか存在する。
結び目は定点ではなく特定の恒星を中心とした範囲であり、恒星の移動に伴って位置を変える。
結び目はホットスポットとなり、その宙域に生命の生まれる可能性を生じさせる。

崩壊した世界の欠片はこの結び目を目指して飛来し、そこで新たな種、「次元種」を発生させる。
それはあらゆる生態系の時間的論理を外れ、歴史に突如として現れる。
次元種はそのホットスポットの生命を糧とし、数を増やし、いくつかの個体を膨張させていく。
肥大化した個体はいずれその星の核へ物理的な刺激をもたらし、巨大な爆発を発生させる。
その星の爆発の結果としてホットスポットは揺らぎ、結び目はほどけ、その世界は支えを失っていく。
全ての結び目がほどけたとき、世界は崩壊を起こし、新たな欠片となって別の世界へと降り注ぐ。
次元種の破壊活動は、彼らにとっての生殖行為に等しいのである。

※上記次元種について情報収集をしているキャラクターですが、次元種はここにはいないので会話のとっかかり程度のものです。次元種はいません。今のところ。


 
 
 
 
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