ENo.189 パーミス 
プロフィール

名前 "≪■■■■≫の守り人"パーミス
種族 電子精霊(AI)
役職 電子化人類意識保管領域の管理、保護用AI
使用義体 男性型実働用義体(幼年型)

とある世界で、電子化した人類のデータを保管するためのAI。
本来その目的を放棄するように仕向けるために『必要以上に人間に酔った感情思考を持つ。』
さまざまな義体を持つがもっぱら幼い少女のような外見の男性義体に入っている。
そういう趣向というよりは、大事に初めて会った体がそれだから。
性格は年相応の感情を、冷静で大人びた様相と集積した知識で隠しているタイプであったが、
いまは言いたいことは言える程度にぐいぐい来るようになっている。

今はせっかく手帳があるのでたまーによその場所に足を延ばしながら、
AI同士でどうすれば子供を作れるかという何とも言えない情報を探している。



どこかにある島からも解いた滅びの世界へ引き揚げた後、
ひとりぼっちの寂しがり屋のAIの隣には彼だけのお姫様がいました。
二人で滅びを待つように過ごしていましたが、いつの間にか世界は良くなっていきます。

彼は、帰ってこなかった誰かがうまくやったのだと思いました。
だからもう、帰ってこない人はいたとしても、ハッピーエンド。
きっとみんな、後悔はないのでしょうから。 これでお話はおしまいです。




だから、手帳が降ってきた。
次はお前が救えとばかりに、救われてばかりの寂しがり屋に。

さぁ、後日談をつづろうか。


 
 
 
 
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