ENo.178 MayBe 
プロフィール

『物語の可能性-maybe-の権化』或いは『教典』

 “貴方”と貴方の物語に添える、剣-イロ-とならん。


性別:-
身長:180cm(+輪っか+軍靴)
体重:-

いつもニコニコしている。 
     ――創造神に嫌われるのが怖かったから。
それか目を閉じて寝たふりをしている。
     ――イロを見るのが辛かったから。

喋る声は、老若男女森羅万象、様々な成分が入り交じっているが、何処か聞き覚えのあるものだ。
右手はモチモチしている。持っている剣は炎帝虎と言うらしい。

Never to be continued.

新緑が広がっている。澄んだ空気を湛えたそこには、太古の昔から大事にされる教えがあった。
-そんな世界があったなら。-

人々が行き交う。多様性の化け物と和解した彼らは、混じった血の奥底に眠る誇りを大切に生きた。
-そんな世界があったなら。-

瑠璃色の海が広がっている。全てを許す慈悲の海の底、海帝の名を冠する龍は静かに世界を見守る。
-そんな世界があったなら。-

太陽の下、騎士は誓う。炎帝の名を冠する剣と、その教えを守り抜くと。
-そんな世界を歩んでく-

その丘にはトルコギキョウが咲いている。約束の地に佇む少女は、世界を創った創造神に祈りを捧ぐ。
-そんな世界があったなら。-

影の英雄は紫電を絶やさず。噂話は平和に貢献し、雷帝を冠する鳥は塔で1人笑う。
-そんな世界があったなら。-

同盟を結んだ軍とその隣国は平和の色を掲げ。富と名誉に満ちた世界は、異世界でも名を轟かせる。
-そんな世界があったなら。-

何処までも広がる空の下。想い人は同じ色を見ているだろうか。旅人はマントを翻し、今日も世界を記録する。
-そんな世界があったなら。-

世界を囲む水の中。色とりどりの生き物は、具現神と共に廻る世界を眺む。くるりと狐が舞い踊る。
-そんな世界があったなら。-

長耳の人々は気高く、そして慈しみの色で教えを染める。放つ矢は風を切り、貴方に便りが訪れる。
-そんな世界があったなら。-

恵みはいつもすぐそこに。空と大地を結ぶ旋律は、数多の成長を引き連れ、明日へと繋がって行く。
-そんな世界があったなら。-

実りの秋は彩りと共に。選ばれし剣士は未来を指し示し、また次の果実を育てる。
-そんな世界があったなら。-

廻る廻る。歯車は廻る。始まったばかりの物語は、確実に紡がれ鐘はなる。ようこそこの桃源郷へ。
-そんな世界があったなら。-

緑目鴉は飛び立って、世界を導き高く鳴く。滴る黒雫に祝福を。願わくば全ての物語にも祝福を。
-僕は、歩む愚者だ-

月の勇者は、向日葵のような騎士に寄り添う。何処へ行こうと、貴女は確かに此処にいる。
-遺る君に、祝福を-


そして僕は、舞台に上がり。
終わった今は、舞台裏で微睡むだけ。


*可能な限り、“貴方”を応援します*
*物語が進むよう、笑顔で見守ります*
*頼まれれば手も貸します*
“貴方”の物語に添える剣となりたいです

はじまりのイロは薄鈍。その手で裁き、失くしたモノ達のイロ。
君を見守りやすいから、ヒトの貌になった。ヒトのフリをして、己の役目を隠した。
君の声が聴こえるように、耳に端末をつけた。耳を塞いで、己を呼ぶ声を遮った。
君と話がしたいから、笑顔を覚えた。真実は笑顔でひた隠せ。
君の横で闘いたいから、軍靴を鳴らした。邪魔する者は――神であろうが切り捨てろ。

そ■でも届かない■は■らないから、くれて■■た。

生を裁く過去を■手に。
■を示す未来を上部に。

■と一緒にいたかった。
■と一緒に■いたかった。

そうすべきは僕じゃなかった。
選ぶべきは■■■■■■■。

僕-MayBe-さえなければ、物語は壊れなかったから。
分かっているのに。分かっている筈なのに。
この身体は『もしも』を求めて止まらない。

僕は、僕達は、僕達の■は、


曖昧で危うい人の心について
創造神すら殺した憐れな予言書よ。君の入れ物として産まれる僕だからこそ、見える景色がある。

壱つ。君はもう心を持っている。自分自身で否定するせいで歪みきっているけれど。
弐つ。君の機構は完璧じゃない。人が作ったモノに完璧などありえない。
参つ。君すら僕は救いたい。

だから描こう。君が物語として歩むべき道を。できるだけ破滅のない未来を。
君は僕で僕は君だ。歩く道に灯りを点すぐらいしたって赦されるだろ?
否定されたって、もうこの焔は消させない。お前が僕を潰そうとするなら、また何回でも抗ってやる。

MayBe If the stories be――
maintained by the constant endeavor of the characters and ours!



!滅茶苦茶メタ認知するキャラクターです!
!というかほぼ常に画面の向こう側にいる其方に目を合わせます!
!苦手な人はごめんね!


 
 
 
 
(C) 2020 Hisagi & CloveR Steps.