ENo.127 アラセイトウ 
プロフィール

紫羅欄花(アラセイトウ)
出身:???
年齢:たくさん
身長:150㎝後半
好きなもの:奴隷ちゃんたち
嫌いなもの:悪い子

奴隷市場のブローカー。
少しくすんだ緑の髪に青い…青い?瞳。(時折赤くなる。)
一角鬼。妖力によって人間をゆうに凌ぐ身体能力と治癒力を持つ。
名前は紫羅欄花と書くが、単にアラセと呼ばれることも多い。難しい名前だからね。

手には金属バット…のようなもの。
逃げたり悪さをした子をお仕置きするためにオリジナルで作らせた鈍器なので金属バットとは(多分)別物。
本人はもっとトゲトゲしたデザインで発注したかったのだが、上司からの
『商品に傷をつけるつもりですか!?
売れなくなった奴隷の分はお前の給料から差し引きますよ!!』
との一言でしぶしぶシンプル化。

本人曰く「体にトゲが刺さるくらい私の奴隷ちゃんたちなら平気ですよぉ。」とのこと。

現在は鬼識 明(Eno.72)から青い刀「燐(りん)」と赤い刀「潰(つい)」の二振りを譲り受け、帯刀している。

昔のおはなし
幼い頃鬼の集落の外れで一人遊んでいたところを奴隷商人に攫われる。
識別番号は『A-094』
たびたび脱走を試みては失敗し、その度にキツいお仕置きを受ける…奴隷としての態度は決してよいものでは無かった。

オーナー『ジギタリス』に買われたことをきっかけに、二十数年にわたる教育を受け教養や社交性…人間界での生き方を叩き込まれた。
以後ジギタリスの意思により奴隷という立場から解放されたものの、“自らの意思で”奴隷市場のブローカーになり“こちら側”に残ることを選択した。
ブローカー業の傍、ジキタリスの求める資質ある奴隷を吟味する…というのが現在のアラセイトウである。


ジギタリス
『自由を夢見ながらもそれを現実にする手段を知らぬ者』に手を差し伸べ手段を教育するオーナー。それと同時にジヴェルニー商会のトップ。
ジギタリスは偽名で、これまでに買った奴隷たちにも同様に花の名前を与えた。

時折市場に訪れるので、ブローカーや奴隷ならば見たことがあってもおかしくない⋯が。
青年から少女まで、その人物像には大きなブレがある。

ジギタリスの花言葉「不誠実」「熱愛」


名前について
『別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。』
ジギタリスの故郷の小説家の執筆した、小説集の一節。
ジギタリスが花の名前を好む理由の一つ。
どんな対魔力を以てしても弾けぬ"そこに在った"という呪い。


紫羅欄花
ストックという花の別名。
春の花。花色は赤、ピンク、白、紫、黄など。
花言葉は「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」。
色ごとにまた違った花言葉を持つ。


 
 
 
 
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