絵本作家。 残酷な、バットエンドの物語の絵本として一定の支持があるようだが
当人はそれをあまりよく思っておらず、心温まる、ハッピーエンドが描きたいと願っている。
しかしバッドエンド、もとい残酷な物語しか書けず、
体調等にも悪影響が出ていることもあり
アンナには絵本作家を止めるように言われる日々で、アトリエで煮詰まっていたところ
絵師仲間でもあるジンに「旅でもしながら、インプット期間につとめたらどうだ?」と
一冊の手帳を手渡された。
そうして、彼女、パトリシアは、ジンとともに旅をすることとなったのだった。
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アトリエ:
パトリシアのアトリエ
ペット:猫のブラン
幼馴染み:アンナ パトリシアの状態を憂い、作品作りを止めて転職を勧めている。
絵師仲間:ジン パトリシアの状態を憂いてはいるが、アンナのように転職は勧めていない。
描いてきた物語の世界の夢をよく見る。
それはもれなくすべて、悪夢であり、パトリシアはその夢の中で何度も、
復讐され続け、苦しみ死に続けている。
それは物語をかかなくなったところで。
かけなくなったところで、きっとかわりないのだろう。
しかし、友人アンナは物語を書く事がパトリシアに悪影響なのだと。
彼女をそれから引きはがそうとしている。それはパトリシアを想ってのことだ。
パトリシアにとって、絵本を作るということは替えの聞かないライフワークだ。
※PC≠PL