Roxy・Giftoxy
生まれつき『毒』を操る能力を持っている女性。
人間に近い容姿をしているが、人間とは異なる生物である。
ステラボードから「
~天の川食堂~」と共に転移してきた。
現在は友人と交わした約束を守るために奮闘している。
魔石を介した盾や治療の魔法を扱えるように練習中。
ちなみに、魔石はチョーカーに付いていて取り外しが可能。
とても重い過去を持っている。
ある出来事により自ら命を断とうとしたが、友人との約束のおかげで持ちこたえた。
【能力について】
液体/固体/気体のどの状態の毒も扱えるが、人を殺せるような強い毒性の物を生み出すことは出来ない。
しかし、相手を惑わす事には非常に適しており、
・対象の記憶を消す、改変する
・対象の行動をある程度操作する
事などが可能。
やろうと思えば集団パニックを引き起こして、対象同士で傷付け合わせるような事も出来るらしい。
ちなみに、毒で作った結晶による物理攻撃も可能、その場合は飛び道具のように扱う。
元いた世界ではその能力を買われ、人間達が暮らす町でスパイ活動をしていた。
彼女自身はあまりこの能力を好んでおらず、理由が無ければ使おうとはしない。
また、能力には『代償』があり、使うと身体に負担がかかってしまう。
彼女の場合、一時期は頭部や心臓・身体の表面だけが綺麗で、内側の他の場所は『生きているのに死んでいる』ような酷い状態であったが、魔法による治療を受け現在は回復している。
また、治療後は能力を使うことを禁じられている。
【彼女のいた世界について】
10年程前より、人間と人外との戦争が行われている世界。文明はそこまで発展していない。
「人間」は特別な能力を持たず、数は多いが脆い。
「人外」は特殊な能力を持つが、使うには『代償』が必要であり、数は人間より少ないが頑丈である。
姿形に相違の無い両種族は元々手を取り合い共存していたが、ある事件により一変してしまった。
最初の数年間は人外側が優勢だったが、彼らの特性上長期戦は向いておらず、戦いが続くにつれ数が減っていき、現在は両種族の生き残り数はほんの僅かになってしまった。
中には「もう戦うことはやめて、以前のように共存の道を歩みたい」と願う者もいるようだが、人外側の有力者が暴走し手の付けられない状態になっているため、その願いが叶う日は来そうにない。
長く過酷な戦いにより、もう取り返しの付かない程に壊れてしまっている。
彼女は故郷にはもう二度と帰らないと決めており、この世界の話はあまりしたがらない。
【持ち物】
★平穏:浅緑の忘却毒
自分としての記憶を全て消去し、同じ身体の別人として生きるために必要な"毒"。見た目はメロン味の飴。
今のところ使用する予定は無いが、もしもの時のために普段は何処かに隠し持っている。
ステラボード内にて、とある男性より貰い受けた。
【参加歴】
・Stella Board 試遊会 LEVEL2:ENo.473
【同PLの他キャラクター】
◆『音』を操る能力を持つ人外:ベルベル=ヘルツ
◆『水』を操る能力を持つ人外:ティアーリーシュ
★見習い魔法使いの少女:プラシオ
★世界を抜け出した少年:カニール