プロフィール
名前 イザナ(137)
性別 女
年齢 不明
身長 150cm
体重 50kg
誕生日 7月22日
好きな物 水羊羹 きな粉付きわらび餅 紅茶に餡子を入れたもの 刃を研いでいる時間 座禅
嫌いな物 辛い料理全般 刃こぼれ 返り血
小柄で黒と白のグラデーションの髪を携えた盲目の少女剣士。
盲目で常に目を瞑っており、物静かで穏やかな印象。
しかし、盲目にも関わらずまるで目で見えているかのように周囲のものを把握している。本人曰く、物の呼吸を把握している、とのこと。
時折うっすらと目を開けることもあり、その際は光のない翡翠の眼が垣間見えるだろう。目は見えていないので目を開く意味は無いが、彼女なりに目を開きたいこともあるのかもしれない。
【戦闘】
左逆手脇差、右順手脇差の二刀流を主としており、常に左腰にその二振りを帯刀している。
ちなみに左利きなので逆手側の方が強く、守り寄りの構え方である。
二刀による居合を主としており、非常に速い抜刀・居合踏み込みを得意としている。地面がしっかりとしていれば、アサルトライフルの間合いからでも踏み込んで斬り結ぶことができる。居合の瞬間のみ開眼し、光の灯った紅い眼が髪の隙間から垣間見えるかもしれない。
【武器】
・壱の刀 露小路 (左)
名匠 日比野一心より作られた50cm程の脇差。極みまで鍛え抜かれた逸品であり、高い強度と粘り強さを持つ。持ち手が淡い藍色に染められている。これは本人の好みで染めたものである。
・弐の刀 玉響 (右)
露小路と対となる40cm程の脇差。こちらも露小路と負けず劣らずの逸品。持ち手が赤黒い色に染められている。これは返り血が染み込んでも目立たないようにする為に染めている。
【詳細設定】
mizukaプログラムにおける活性化の3属性全てに富んだ初の黒髪の個体である。ただ、クローンの生成にあたり繊細な視神経が焼ききれてしまい、盲目となってしまった。しかし、脳活性による空間把握により日常生活を過ごしている。
盲目によるところからか、非常に穏やかな性格をしており、非常に物事を達観している。
【13世代について】
核の優位性が失墜し、白兵戦・電子戦・情報戦がメインに移行していった。その流れについていくため、各国共にmizukaプログラムをベースとしたクローン技術や人体機能付加技術、および、4脚以上の脚部を有した多機能型戦略bot開発が推進され、第三次世界大戦を皮切りに日本からの技術供与を受けていた米国を筆頭に次々と結果が出始めていた。
また、目下の対応のため先進国は並行してレーザー兵器の開発・小型化の推進と、各国へのスパイおよび自国の自浄を行なっていった時代である。
上記の対応のため、第10世代以降(第12世代以外)のサンプル体は潜入や暗殺だけでなく、白兵戦での戦闘能力も重視されていくことになった。
イザナはその中で産まれた初の黒個体であり、予想されていた通り非常に強い個体であったため、
アルテミスの箱庭に収容され、知識や経験を引き継ぎながら各地に赴くこととなった。
その代わりに他のサンプル体より自由を与えられており、
武装・服装の選択だけでなく、食事や外出なども自由とされていた。
戦闘スタイルは二刀による居合。居合のタイミングで活性状態になり、超加速による踏み込みと超精密な刀捌きによる連撃で切り伏せるのが基本戦術である。
これは、銃撃による攻撃と接近・斬撃による攻撃との速度関係が逆転したことと、
各国でこぞって導入されていた戦略botの対銃撃性能の高さ(硬さ・回避)と、
レーザー兵器の普及およびその対策にPRAC迷彩が重要視され、PRAC迷彩との相性の悪いNTGが倦厭されたことから、これまでのNTGによる射撃主体の戦いではなく、刀剣による斬撃主体の戦闘方式の方が効率的であったと判断されたためである。
レーザー兵器はその特性上、対象に照射されエネルギーを付与し続けることにより燃焼・溶解・爆発・対人的損傷(網膜の損傷など)を想定しているが、PRAC迷彩はそのエネルギーを素通りさせることが可能であり、実質的にレーザー兵器を無効化することができる。
ただし、全身をPRAC迷彩で包んでしまうと目からの視覚情報を受け取ることができないため、外部情報を受け取る専用の機械が必要になるが、この点イザナは生まれながらにして盲目であり、周囲の情報は音や電磁波のエコーロケーションにより把握しているため、専用の機械を必要としない。
刀剣を含む装備一式だけでなく、彼女の皮膚に至る全てに最新鋭のPRAC迷彩技術が惜しみなく注ぎ込まれている。
絵はゴミぱん様に有償依頼しました。
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