プロフィール
コードネーム:赤劣化
性 別 : 男
外見年齢 :17歳
所 属 :東京セキュリティー城石支社異能対策課
劣化 度合い:軽度
適合 率 :中程度
クローン種別:非公開
型 番 :非公開
稼働年数 :非公開
詳細文
自身の“赤”を劣化させて炎を現す、軽度劣化の魔力適合率中程度異能者。本人はクローンではないと主張するが、経歴不明でやや感覚がズレているため、それを真と受け取る人は少ない。もっとも、逃げてきたクローンは城石市には多数存在するため、聞き流されるのがオチだ。
しかし、それを抜きにしても赤劣化という異能が非常に優秀であり、致死性が少なく手間がかからない。また、『自身の赤』という制限が『自分の物である』という認識の範疇であり、道具で劣化の代償が払えるのも強み。その為、適合率が中程度であっても物量で押すことができる。
他の赤劣化クローンの所在は不明で、現状この赤劣化のみが使えている状況だ。
髪や肌、目の色さえ本来は有色であったようだが、劣化の対象として使用してしまったのかアルビノ同然に色が抜け落ちてしまっている。
『劣化直後の色褪せた服はダサい』という主張で、メインに劣化させる大きい赤い布と取替の効くベルトを多数揃え、主体とするのは自身に合う白色の服。
なお、これすらも劣化し尽くした場合、体内の赤――血を使い始めるが、貧血を通り越して擬似的な出血死に陥る可能性があるため控えるよう止められている。
性格は粗野的で大雑把。常識も知らない事が多く、教養が浅い。カッコイイことが好きだがそれを批判的に見るようにもなってきている面倒くさいお年頃。赤が好きなので何でも赤にしたがるが、よく劣化させて色褪せてしまう。
都市部にしか住んだことがないせいで動物というものに慣れない。
戦う事に生き甲斐を感じており、積極的に戦うことを選ぼうとする脳筋。
自分の意義を、彼女に見つけてもらった。
身に付けているもの
多機能イヤーカフ/左耳
空色のミサンガ/右足
貝殻入りのお守り袋/ポケット
お清めの御守り/ポケット
“声”に導かれて己を得た。“声”が聞こえたから自分は生かされた。
だから、この“声”を自分だけのものにしたいと。
欲は破滅を生んだ。焼ける肉の臭いと、己が策で作った魔物の上で『個』を嗤った。
それが、“声”にとって最も望んでいない物と知らず。
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