エレンディラ
「言いたいことは山ほどあるが、不平は言うまい」
[ 公開情報 ]
左の眼窩から青い薔薇を生やした長身の女騎士。
艶々ときらめく白銀の長髪と重たそうな甲冑姿で知られる。
《ステラボード》試遊会の参加者。
元はVRMMO《ホロスコープグラム》の世界から招かれたプレイヤー。
口数は少なく、慣れた相手には合図抜きでも呼吸を合わせてくれる人。
VRMMOは週末の趣味。サービス開始当初から長く楽しんできた。
性格は謹厳実直。寡黙であまり多くを語らないタイプ。
孤独を愛する訳ではなく、むしろゲーム内だけの交流を楽しんでいた。
一人称は己(おれ)。二人称はお前。
全体像はこちら。
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[ ホロスコープグラム設定 ]
VRMMO《ホロスコープグラム》のゲーム内ではLv70のカミカゼ。
サブクラスは庭師。手品のように花を咲かせたりする。
プレイヤースキルで致命傷を避けながら火力を叩きこむスタイル。
蒼ざめた光芒の大剣を生成し、攻防の要として自在に振るう。
携行武器は《ミゼリコルド》一振のみ。とどめを刺すときにだけ使う。
周年記念の高難度ID産の稀少装備《楽園の不凋花》の持ち主。
視界の左半分と頭装備枠を潰される上に永久に解除不可能という劇物。
その効果は、ステラボードの世界でも正常に機能していた。
[ 《ステラボード》試遊会後のこと ]
《ステラボード》試遊会の終了後、現実世界へのログアウトに成功。
しかし、現実の肉体には異変が起きていた。
MMOのPCである《エレンディラ》の容姿へと変貌していたのだ。
女性として生まれ、18歳まで育った記憶も「思い出した」。
卒業を間近に控えた高校も、男子禁制のお嬢様学校に変わっていた。
家族や友人たちの認識も、何もかもが塗りかえられている。
まるで「生来そういう姿をしていた」世界線へと迷い込んだみたいに。
状況を打開する手がかりもないまま、4月から東京の大学へと進学。
大都会の賑わいに戸惑いながら、学生寮での一人暮らしを始めている。
[ ご連絡 ]
Stella Board試遊会の参加者でした。
基本的には、試遊会終了後の時間軸になります。置きレスもウェルカム。
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