初めまして私安藤輪太郎と申します。私『虚無の抱擁』という団体に所属しておりまして我等が主の到来によってもたらされる救いに関するお話を皆様にして回っております。貴方様は今お時間宜しいです?宜しくない?そんなあ。
……はい?私についてですかあ?こんなおじさんのぷろふぃーるよりも我等が主に関するお話をさせて頂きたい所なのですけれどもねえ。ええ、ええ。まあ良いでしょうお話し致しましょう。
私二人兄弟の兄として2月16日に生を受けました。そうです今流行りの長男で御座います。ええ、ええ!虚無の抱擁を作って三十年になりますかねえ、今58歳だったと思いますよお。弟は55という事になりそうですねえ時の流れとは本当に早いものです。身長は確か171cmで体重はこの間測った時は58kgでしたよお。私結構食べ過ぎちゃうんですけれども不思議と太らないんですよねえ。ええ、ええ。実家は少々特殊なペットショップでしてねえなんと今も営業しているみたいなんです。凄いでしょう?私なーんにもしてませんけども。
読みにくい?そらそうだわ。
安藤 輪太郎(58) 男
身長/体重:171cm/58kg
誕生日:2月16日
『虚無の抱擁』という宗教団体に所属している男。
殆ど息継ぎせず捲し立てる様につらつらと喋り続ける。
多分肺活量が凄い。
また、暴食の化身が如き食欲を持つ。
好物はドーナツ。
三十年前、ドーナツの穴を覗いたら“主”と目が合った。
虚無の抱擁
『全てをフラットに』
そんなスローガンを掲げた宗教団体。
ドーナツの穴の向こうの“主”と目が合う事はとても喜ばしい事なのだとか。
“主”と目が合う者は増えつつあるが、目が合った者は一足先に“救済”される事が多い。
“主”の到来はそう遠くないだろう。
彼等は“主”の到来を待っている。
彼等の信じる“主”は、特定の誰かを幸せにする事は無い。
彼等の信じる“主”は、特定の誰かを不幸にする事は無い。
ただ、全てを等しく包み込み、全てを均一にするモノである。
Q.詰まりどういうこと?
A.彼等の信じる“主”はただ全てを消し去る、それだけ。
因みに、別にドーナツでなくとも、食べ物であればベーグルだとかちくわだとかバウムクーヘンだとかレンコンだとかでも目が合う場合がある……らしい。
『他者の考えを否定しない。』彼等はそれを心掛ける。
「我等が主はどのような考えを持とうとも、等しくお救いくださいます。
ならばどうして私共が否定する必要がありましょう。
考えを否定した所で、同志にはなれませんのに。」
弟:
http://ct.428.st/?mode=profile&eno=338
安藤輪太郎は弟が
奴隷労働で不在の時の実家
(
http://ct.428.st/?mode=chat&list=6&room=159 )にのみ現れる。