水族館で働いてる水陸両用海鮮。
シルズムカンバという名前が好きじゃない。
水槽の掃除中、展示生物より注目されるのに少しだけうんざりしている。
とはいえ、それ込みで考えられたお給料は時間換算したらなかなかのもので、不躾な来館者の視線は無ければ今の仕事は好き。
と言うより、配置換えも装備の貸与も断ったのは自分なのだから、うんざりしてはいるけど嫌いと言い切るのはなんか嫌だな、なんて思っている。
水を出したり無くしたり動かしたりする術が得意。
この術の応用で、器用な手指があること前提な場面が多い陸上生活もエンジョイしてる。
とはいえ不便を感じる場面の方が多い。
生まれついて肺があったのだとしても、空気の中に浮いていられるとしても、結局のところは海で生きて海で死ぬべき身体で生まれてきているのだ。
一人称:私/ぼく/お魚ちゃん(その時のノリで変えている)
口調:敬意のない敬語(独り言の時はただ単に荒い口調)
現在の目標:異世界調査をして、報酬の梅浜町民としての戸籍を手に入れる
梅浜町→
梅浜町
梅浜町に来た経緯
父親(海底神殿勤め、タカアシガニ)の過保護に嫌気がさし家出。たった一人の我が子が心配だとかいうけど、一人っ子になったのは父親が空腹の叔父上に卵の見張りを任せたからなんだなあ。 本当なら156327匹兄弟の下から8513番目のはずだった。
シルズムカンバ本人は叔父さん好き。お年玉いっぱいくれるからね。
運のいいことに、母方の親戚に王子さまを四人刺し殺した人魚姫がいるとかなんとかで、陸上でもとりあえず移動可能。おや?なんか上陸資格満たしているような、、?よっしゃあ陸上で一人暮らしだーーー!!はい決まりーー!!親父どのオサラバーー!いえーー!!バストイレ別ーー!!やったーーー!!