ENo.243 不動 恒正 
プロフィール

かつて、侵略を受けて滅びた街があった。

不動はそのときに果ての地へ追いやられた住民のひとりだ。
かつてヒーロー達と共に戦った者であったが、それは昔の話。
果ての大地にできた街に居を構え、日々をなんとか生きている。

……だがあるとき、彼の家の扉に、少しの時間だけくぐれる"ゲート"ができた。
異なる世界の小さな切れ端につながるそのゲートは、誰からの贈り物だったか。

不動は警戒しながらも、書いている日記にこれをしたためることにした。
逃げられないというように、異なる世界に滞在できる時間は少しだったが、
この場所を打開する手がかりのひとつになるだろうかと。


 
 
 
 
(C) 2020 Hisagi & CloveR Steps.