ENo.237 メモリー・オブ・ミオソティス 
プロフィール

メモリー
「私はメモリーよ。よろしくね。」

メモリー
「今日はどんな素敵な思い出ができるのかしら?」


所属クリップ:勿忘草の咲く家

人間の女性に擬態している、『記憶の花』と呼ばれる勿忘草の花。身長162cm(多少可変)。
コハルたち二児の母親。自称35歳だが、実際の年齢は20歳である。
物事を達観しており、寛容な性格。火に苦手意識はあるものの、コハルよりは軽微。

『記憶の花』としての異能は『生物や道具の記憶から、能力や技術を再現する能力』のほかにも、『ごく小さな幸運と力をもたらす能力』を持つ。
他にも何かあるようだが……。

『記憶の花』の異能詳細
1.生物・道具・土地からの記憶の読み取りと模倣。
サイコメトリー。「より多くの人間」に「深く残った」記憶ほど読み取りやすい。
取り込んだ記憶を元に、武術から魔術その他あらゆる特技を模倣元ができる範囲で完璧に使いこなす。
ただし、道具が必要な能力はその道具も必要。
達人レベルの技術や、超常的な能力を模倣した場合は、使用できるのはごく短時間のみ(長くとも1日程度)となる。
一部相性の悪い能力(火炎や高熱など)がある。

2.他者にごくわずかな強化と幸運を与える。
無意識に発揮している隠れた能力。
普段より少しだけ元気が出たり、運がよくなった気がする(あえて具体的に言うならおみくじのグレードが一段階上がる)程度。自身にかけることはできない。
出力を増大させることで目に見える程の効果を発揮することもできるが、対価として術者の記憶(≒生命力)が消耗される可能性がある。
効力は自身から対象への想いの強さ、特に愛情に比例する。

3.死者の記憶を奪い、成り代わる。
唯一対象の同意なしで発動できる能力。『記憶の花』がシェイプシフターである所以。
生物に寄生することで対象の死と同時に記憶を強奪し、対象の姿・性格・体質を完全に模倣する(対象が生きて生息地を離れると無効化される)。この時、『対象の願い』を元にした異能を得ることがある。
模倣後も花としての自我が残るため、言動がオリジナルとは若干異なる場合もある。 1個体につき1対象しかコピーできないため、基本的に花として生まれてから一度しか発揮できない。
この能力で得た記憶が失われた場合は徐々に術者自身の擬態が崩れ、やがて存在そのものが消失する。
メモリーはこの能力を二度と使用することはない。


 
 
 
 
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