基本情報
出身放浪していたため不明
年齢20歳性別男
身長179cm体重
好きなもの植物、酒
種族森の精霊(アルセイド)
花苧麻(カラムシ)
プロフィール
生まれてから約20年の森の精霊。
カラムシに宿り、イラクサ科の植物がある場所を渡り歩く性質を持つ。
変異種のため、男性のアルセイド(森のニンフ)として生まれた。
魔力の制御が不得意であるため、布などの物質を媒介にしたり、言霊を使うなど、間接的な方法で能力を発揮することが多い。
現在は、祭典の世界「フェストリア」で出会った恋人の世界へ渡り、彼女(ENo.1274 コロモ=ツクヨノ)と共に暮らしている。
アイコン、部屋着:水澄まこと様
サンタ:自作
PL:@sukkyun
生い立ち(本人が知っていること)
苧麻(カラムシ)に宿る森の精霊(アルセイド)。
ラミヴェアス(通称:ラミー)は、変異種として誕生したため、かつて変異種をサポートした経験のある精霊・パミスの管理下に置かれることとなる。
パミスはヘメロカリスを象徴とする森の精霊で、夜の精霊に助けられながら各地を渡り歩いている。
ラミーは苧麻を住処とし、長い間そこに留まり続けていた。その結果、変化に気づかないまま、依代としていた苧麻が布へと加工されてしまう。
この出来事をきっかけにして、実体化することを試みたラミーは、パミスの手助けを受けて服を整えられ、人間界で生活するための名前と基礎知識を与えられる。だが、間もなくして自分が祭典の世界「フェストリア」に飛ばされていることに気付く。
生い立ち(本人が知らないこと)
ラミーが変異種なのは、男性のアルセイドであるだけでなく、かつてパミスがサポートしたロゼアのように、内包するエネルギーのコントロールが難しく、個体がその力に耐えきれなくなる性質を持っていたからである。
パミスの見立てでは、ラミーの寿命は人間よりほんの少し長い程度。しかし彼は、一つの植物に宿ったまま動くことを嫌がり、動いたとしても人間には見えない姿のままで、人間と関わろうとはしなかった。
ところがある日、その植物が布地として加工され失われてしまったことで、ラミーは半ば強制的に人の姿への具現化を試みることになる。慌てたパミスは、急いでラミーに人間界での知識を与えたが、彼は今度は異世界へと飛ばされてしまった。
パミスは召喚術を得意とし、自らもさまざまな時空を渡り歩いている精霊であり、時空に干渉する性質を持つ。そのため、しばらくは今いる場所からラミーの様子を観測していた。そんな中、あれほど人間に関わろうとしなかったラミーが、人間の女の子に興味を示していることに気付く。
幸運を祈る花言葉を持つ苧麻の精霊。
パミスは、そんなラミーの背中を押すことに決めた。心配性で世話焼きな性格ゆえに何かと世話を焼いてしまうが、それでもラミーが意中の彼女と結ばれたと知り、親心として嬉しく思っている。
どうもラミーには気付かれないように、今も手紙を通じて連絡を取り、さまざまな知恵を授けているらしい。また、ラミーが本名として使用している「ルベライト」という姓は、かつてパミスが人間と関わっていた頃に使っていたものだ。そのため、世界によっては今も一つの家柄として存在しているという噂もある。
現在までの環境と心境の変化
森の精霊であるラミーは、周囲からエネルギーを吸収することで生活していた。特定の植物を拠り所としながらも、その植物に留まる必要はなく、エネルギーが満ちていれば離れていても問題なく活動できる。
ニンフの一種であるため人間に近い外見を持ち、人間と関わりやすい種族ではあったが、ラミー自身は人間にあまり興味を抱かず、人間のことをほとんど知らないまま過ごしていた。
カラムシが布地となった後は、その布を纏い人の形を成していた。フェストリアに飛ばされた後もしばらくは単独行動を好んでいたが、そこで訪問者たちと交流を持つ中で、次第に仲間意識を育むようになった。
フェストリアで受け取った品をきっかけに、その渡し主である彼女の居場所を探し始めたことが、彼女との深い関わりの始まりだった。やがて彼女と恋人となり、ラミーは「世界を自由に渡り歩ける」性質を活かし、彼女の世界へ渡ってそこで生活をしている。
ラミーは好戦的で酒好きな一面を持つが、恋人に対しては慎重で遠慮がちに接している。また、初めての経験が多いため、戸惑ったり赤面することもしばしばある。
彼女をとても大切に思うと同時に、周囲の精霊たちに手を出させないよう、自分だけの存在であることを示すように、妖精の祝福を彼女に与え続けることで、密かに牽制しているという。
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