ENo.123 シン・ミツキの真相 
プロフィール

※注意※
当プロフィールは“シン・ミツキ”に関する重要なネタバレを記載しております。

表向き設定は此方→ シン・ミツキ










クリックで表示真名:クオレ・シャル・ファーレス/御月 心(みつき・しん)
何方の名前も、彼にとって大切な“宝物”である。

森羅万象を司る“聖霊(精霊)”への信仰と、遍く総てを怨み悪み滅ぼさんとする<暗黒神>による戦争の輪廻を繰り返した世界<カマル>。
其の歴史の中で名を遺した英雄“カルブ・ファーレス”の血を引く一族『ファーレス家』の一人であり、聖パンセリノス王国の軍部“聖霊騎士団”の第108代目団長を務めた者であり、聖霊の中でも最も御位が高いとされる最高位風霊に認められ寵愛と加護を授かった“聖騎士”であり、凡そ一万年続いたという<暗黒神>との闘いに終止符を打った“終決の英雄”の中心の一人だった者。
現役時代は赤眼で白い八咫烏の姿をした使い魔を連れ相棒としていた。
(余談だが、聖パンセリノス王国だと階級・立場をミドルネームで表し、成人時に決定される。シャルは貴族階級)

ファーレス家史上最も優れた素質を遺憾なく発揮し、<カマル>における人類でも最強ランクの一人であったが、人望の類には恵まれなかった。
其の理由で最も大きいのは“髪と瞳の色”。というのも、<カマル>において「髪と瞳が同じ色合いは不自然」とされ、特に「黒髪黒眼の者は<暗黒神>に魅入られた者」として(例え無関係だったとしても)迫害の対象にされがちだったのだ。
クオレは茶色がかった黒髪に(所謂倭人的な)黒眼を持って生を受けた為、実家の立場故に高位階級の者達に冷ややかな目で見られ続け、家族と旧友以外の理解者は(戦争を切欠に出来た一人の親友を除き)殆ど居なかった。そんな環境に反発するかの様に、ファーレスの裔としての誇りは誰よりも強固
また母親が高位階級からの遠回しな嫌がらせに耐えきれなくなり躰を壊し、安全確保の為に離婚・別居となった原因にもなっており、其れ故に5歳違いの妹に苦労をかけた事実に負い目を感じていた。

実際にはファーレス家とは無関係の他人であり、更に言えば真っ当な人間でも無い。
其の正体は“<カマル>古代期に異端者達が研究していた生体兵器”の資料を元に、当時の<暗黒神>崇拝者達が生み出した戦闘兵器系デザイナーベビー、其の最初で最後の成功体。兵器としての名は『パンドラコピー壱号機』。
しかし生まれて間もなく研究所は“或る者”によって破壊され、本来なら彼も其処で処分される筈だったが、基本的には只の赤子だった為に躊躇われ、最終的に兵器としての力を封印された状態(それでも能力の高さは抑えきれなかった)で或る家に預けられた。其の家の主である男の名は“コラソン・シャル・ファーレス”――コラソンによって“クオレ”と名付けられた赤子は実子として迎え入れられ、ヒトとして、“いのち”として愛され育てられていった。
“御月 心”という名は、真実を知り打ち拉がれ乗り越えた後に“実母”より改めて与えられた、もうひとつの真名である。

闘いの輪廻を終わらせた後は騎士団長として日々を過ごしていたが、其の最中に関わった騒動や因果(戯書、言の葉の樹の下で)によって“後天性の不老不変”と化した事が発覚。元々生まれ的に頑丈で長生きする体質だったが其れ以上になっちまったぃ。
只でさえ人望が少ないのに其の事が知られたら「平和になった世で功績を残していても、己を毛嫌う連中が下手な行動を起こしかねない」と考えた彼は、事情を知る者達と共に辻褄合わせや暗躍によって情勢を整え、妹と其の婿に総てを委任した後に故郷を出奔(当時34歳。其の頃の<カマル>汎人種の平均寿命は60代後半~70代なので、普通にオッサン年齢だった)。人世を見守る“日陰者”として、正体を隠しながら旅する立場に落ち着いた。
此の在り方は、嘗て“実母”が辿った道筋とほぼ同様であり、故に「彼女の役割を引き継いた」とも言えるだろう。

現在の容姿は、出奔の際に守護霊と半同化したことで変じたもの。
此れによって漸く外見故の迫害視から逃れられた為、メンタル的にかなり気楽になった。刺青ぽい模様については にアそっとしておけ!(←


種族/血液型:被造生命(強化人間)・永命者(後天性)/B型(BO・Rh+。此方からの輸血は厳禁)
年齢/誕生日:約450歳(具体的な齢は故郷での年号から計算が必要)~/7月19日(蟹座)
出典:【交錯奏歌】交典:月(精霊信仰系ファンタジー世界観・交流企画√)
   【交錯奏歌】交典:特異、戯書のんびり版(17~18歳および21歳頃)
   言の葉の樹の下で1期(24歳頃・不老化の決定打発生)
地域:“旧き神の伝承と聖霊信仰聖月の世界<カマル>”聖パンセリノス王国

聖風の騎士:EX
 嘗て<カマル>の最高位風霊に認められた証と縁は、流浪者となった今でも変わらない。
 表舞台から退いたとしても、彼の者は此の世に在る限り世界を見守っている。

魔霧の加護:A+
 戯書で関わった“霧の悪魔”、其の断片との絆。
 善性を得た魔霧は下位精霊となり、騎士の守護霊となり、今では半同化している。

心の闇:逃れられぬ嫉妬
 深層心理に沈む“普通/平凡”への憧憬。其れは、どう足掻いても叶う事は能わない。
 故に、如何なる事情が在っても彼の前で軽率に「人間を辞める」様な言動等してはならない。
 もし其れをやらかせば、普段の姿からは想像出来ない程冷たく窘められるだろう。
 彼だって、好きで“こう”なった訳では無いのだから。


☆以下の素材サイト様を利用(加工含む)しております。多謝☆
・イラストAC様、写真AC様
・Picrew:Zioasobi maker様

中身:神覇万象/Shinha-B 登録日:2020.9.13
青鳥:@shinhabanshou (一次創作)/@CW_shinha (CW)
備考:星盤1期328(竜人少女)、庭GF59(甘味生物)、荊290(桐生 玲)、言下1期1390(暴君+他) 等


 
 
 
 
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