年齢:1200以上 見目25 性別:男の姿をとっている、女
身長:191 体重:
好きなもの:人間と仲間
種族:吸血鬼
苦手:銀、杭、特に強い日光
得物:杖(手加減) 二刀流の剣(本気)
一人称:吾輩
二人称:お前
尊大口調寄り
髪の色:白っぽい、透き通った色
目の色:濃い赤 瞳孔白
左目に傷がある。
二つ名は
『紅玉石』
元の世界では、大抵を紅玉石の吸血鬼と人間に呼ばれる。
高等吸血鬼の一人であり、一番長生き。
人間との交流は多いが、立場とその性格から畏怖されがち。
1200歳とあるが、正確に数え始めてそれなのでもう少し長生きだとも噂される。
真面目で厳格。…とっつきづらさを気にしているのか、ちょっとお茶目。
売られた喧嘩はなるべく対話を行うが、対話に値しないと判断すれば消しに来る。
吸血鬼側の代表として、人間の代表と対話が行われる毎日。
吸血鬼の声も聞き、両方の間を取り持ち平和を保つのを使命としている。
が、近年傲慢になる人間にどうにかしたいと思っている。
国の中心に位置する街の
大聖堂を管理しており、住んでいる。
毎夜祈りを捧げる姿が目撃されている。
長寿の吸血鬼ともあり、信仰は勿論ながら昼間にも普通に出歩いてたりする。
力が強く、再生力も魔力も高いが本人は近接を得意とする。
なのでこの吸血鬼に同族に迎えられると、特に力に秀でるようになる。
しかし、
真面目で厳格、高慢な者が半数を占める長生きの同族が多いためか
人間との協力による秩序よりも、吸血鬼が支配する秩序性を求める者が多い。
それにこの吸血鬼は頭を悩ませているようだ…。
1000年ほど前から男の姿で過ごしているが、女性。なので本来は「ロベルタ」
正式な伴侶というものはおらず、政略結婚のみ。
政略結婚のみでも、直系の子は何人にも及ぶ。
相手は人間や吸血鬼と様々。
というのは、この吸血鬼は外国とのパイプも厚く、力のつよい吸血鬼であるので
人間ならその人脈やパイプを、吸血鬼ならその濃い血を求めるため、政略結婚の形がとても都合がよいようだ。
逆に、恋をしている者からのアプローチは断っているらしい。
クリスは政略結婚ですら伴侶は1人もいなかったが
古い吸血鬼で伴侶が居ないというのは珍しいものではなく
この吸血鬼と『金緑石』がどっちかというと積極的に子孫を残しているだけ。
しかし、女性であった時代でのみ唯一の伴侶が存在している。
それは人間の男性であり、吸血鬼のハンターの一族の三男であった。
吸血鬼との戦いの停戦もとい和平のために組まれた縁談であったが
この吸血鬼はそれを受け入れた。というのも、人間の男性が思うほかこの吸血鬼に惚れてしまっていたためである。
この吸血鬼についている傷は、この人間の男性が負わせたもの。
伴侶となってからは男性は吸血鬼のためにも、人間側に色々交渉などをしてくれていたが聞き入れられず、裏切り者だとして老いるより先に命を落としてしまう。
この吸血鬼はこの人間の命日にだけ女性に戻り花を手向けているという。
この二人との間に子どもは5人ほどいたらしい。
この国に残った子の家系は1つだけで、他は国の外に出ていってしまっている。
ダンピールも吸血鬼もいたが、現在は殆ど血は薄まって人間ばかりのようである。
そして、今この国を治めて吸血鬼との対話相手になっているのは
この人間の一族の長男の家系である。
現在、人間と婚約する吸血鬼との間に交わされている言葉は
この男性が吸血鬼に贈った言葉である。
「俺とお前じゃ時間の流れは違うけど!
・・・千の夜を越えたって、万の昼を迎えたって、俺は・・・!
お前の隣に、共に、在り続けると誓うから!!だから俺と、・・・結婚してくれ!!」
・・・自身の赤とは対照的な緑の髪、気高い紫の瞳は、ロベルタを射止めるには十分だったのである。
それからは生涯の伴侶としてこの人間にのみ貞操を捧げるため、伴侶亡きあとは男性の姿をとるようになる。
"伴侶"
名前:レイモンド・マクファーソン
年齢:24歳
性別:男
種族:人間
身長:185
男性口調 一人称:俺 二人称:君
吸血鬼ハンターの家系の生まれ。三男。
魔弾の使い手で、狙撃銃を持っている。
魔力を籠めて撃ち込むとかそういうやつ。
近接が得意な兄二人に対して、射撃の方が得意だったので銃を使っている。
当時200歳程のロベルタで近接と魔法で対抗ができる者は殆どいなかった。
駆け引きの末射撃によってロベルタに手傷を負わせたのは
当時はレイモンドだけであった。
戦いを遠くから見ていたレイモンドはロベルタに惚れ
自分に手傷を負わせた実力でもロベルタはレイモンドにも惚れ
ある意味レイモンドからの兄への進言もあり、停戦の条件に伴侶となった。
⇒長男や次男からすれば、三男一人でロード種を止められるなら安いと思っていたようである。
・・・そもそもの話、各地で悪さをしていた吸血鬼"もどきの屍骸"を討ってまわっていたのはロベルタであり、ロベルタがハンターとの戦いを主導したわけではないことを、ロベルタとの交流の折に知ることになる。
つまり、ハンターの行く先たまたまロベルタがいた、ということだ。
レイモンドは吸血鬼になるのを断っており、あくまで人間のままで人間と吸血鬼の間を取り持ちたいという気持ちがあった。
ロベルタを一番愛しているからこそ人間で居なくてはならないと思ったようだ。
死んでも尚、ロベルタのこころに永く生き続けている。
・・・ それから1000年、もしかしたらどこかで生まれ変わっているのかも。
この国の教会はこの世界の吸血鬼における聖地。
吸血鬼の祖についてはある程度の大まかな話はあるものの
"経緯と顛末ほぼすべて"を知っているのはロベルトのみである。⇒
"救血姫"
ほんのちょっとだけ、覚えていること⇒
『フォレスター』の姓はこの吸血鬼が名乗り始めた。
それをクリスは真似ているようだ。
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